どうも!電子ドラマーのかずーいです。
今回は、電子ドラムを演奏する際におすすめのドラムスティックを紹介していこうと思います。
「え、電子ドラムにおすすめのスティックなんてそもそもあるの?」
と思った方もいるかもしれません。
電子ドラムには専用のスティックというのものはなく、生ドラムに使うスティックと同じものを使うので、こう思われる方がいるのもわかります。
しかし、電子ドラムには電子ドラムの特性があるので、それにベストマッチしたおすすめのスティックがあるんです。
ここからはスティックの材質や形状から電子ドラムにおすすめのスティックについて考えていきますが、
「ゴチャゴチャしたことはいいからとにかくおすすめなの教えろや!」
という人のために、ぼくが最もおすすめするスティックをまずここに載せておきます。
Wincent Drumsticks (Maple) ドラムスティック W-5AM
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WincentというメーカーのW-5AMというスティックです。これがいちばんおすすめ。
以下、このスティックがおすすめである理由や、その他おすすめスティックを紹介していきます!
もくじ
材質は何がいいのか
まず、材質について考えていきます。
ドラムスティックの材質にはさまざまなものがありますが、有名なのはヒッコリー、メイプル、オークの3種類です。
ちゃんとした統計を取ったわけではありませんが、ぼくが今まで周りのドラマーを観察してきた経験から言うと、
ヒッコリー>メイプル>オーク
の順に人気があります。
ヒッコリーが人気の理由は、万能型で使い勝手がめちゃくちゃいいからです。しっかりとした音が出ますし、耐久性が高いのでお財布にも優しんです。
メイプルは比較的軽いのが特徴です。軽くて振りやすいんですが、耐久性が悪く、「メイプルはすぐ折れる」というイメージを持っているドラマーも多いです。
オークは重く、重量感のあるサウンドを出すのに向いています。
こう見ていくと、「電子ドラムもヒッコリーでいいんじゃね?」となってしまいそうですが、ぼくはメイプルをおすすめします。
というのも、電子ドラムで練習するメリットとデメリットでも書きましたが、電子ドラムは生ドラムと違ってスティックが折れることがまずないので、耐久性については全く心配する必要がないからです。
また、スティックが重かろうが軽かろうが、電子ドラムの場合は音の重量感に影響はないので、これも関係なしです。なので、比較的軽くて振りやすいメイプルを選ぶべきなんです。
ちなみに、メイプルは湿気など、環境の変化に強いのも特徴です。
衝撃には弱いので折れやすいんですが、湿気などのじわりじわりした変化には強いんです。それを考えても、同じスティックを長期間使うことになる電子ドラムの場合は、湿気に強いメイプルがベストですね。
チップの形状
スティックの先端の部分を”チップ”と呼びます。
これも何種類も種類があり、それぞれ特徴が違います。
が、ざっくりと大きく分けてしまうと、まんまる型か、楕円形の2種類に分けられます(ぼくが勝手に命名しました。正式名称ではないので注意)。
まず、まんまる型です。
まんまる型は、チップのどこに当たっても同じような音が出るので、安定感が増すのが特徴です。そのかわり、幅広い表現はできないというデメリットがあります。
続いて、楕円形です。
楕円形は、当てる場所によって多彩な表現ができる一方、安定感は出しにくいのが特徴です。
さて、電子ドラムの演奏にはどちらが適しているのか、という話ですが、電子ドラムの場合、たとえ初心者でも生ドラムよりも安定して良い音が出るという特徴があるので、安定感が増すというまんまる型のメリットはほとんど意味をなしません。
なので、より広い幅で表現できる楕円形の方が良いと言えます。
『Wincent W-5AM』が最もおすすめ!
メイプルでかつ楕円形のチップ・・・正直に言うと、この2つの条件を満たすスティックはたくさんあります。
しかし、記事の最初にも紹介しましたが、いちばんおすすめなのはWincentというメーカーのW-5AMです。
Wincent Drumsticks (Maple) ドラムスティック W-5AM
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なんでWincentなのかというと、WincentのW-5AMはメイプルという比較的軽めの材質にも関わらず、中身がしっかり”詰まっている感”があり、また、表面のつるつるとした加工により、手触りが非常に気持ち良いからです。
ちなみに、ぼくはWincentのスティックは全メーカーの中で個人的にいちばん好きです。
Wincentのすごさについては下記の記事にもまとめたので興味のある方はぜひ合わせてお読みください。
⇒ドラムのスティックはWincentがいちばんおすすめ!その理由。
短いスティック・細いスティックもおすすめ
電子ドラムは生ドラムと比べてコンパクトサイズなので、普通のスティックだと長いと感じる方もいると思います。
そういう場合は短めのスティックを使いましょう。
おすすめはVIC FIRTHのJOJO MAYERモデルです。
VIC FIRTH ドラムスティック JOJO MAYER MODEL VIC-SJM
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このスティックは、普通のよりもチップひとつ分くらい短いのが特徴です。
材質はヒッコリーですが、軽めで非常に振りやすいです。
大人はもちろんですが、お子様の演奏にも向いていると思いますね。
また、細めのスティックもおすすめです。
生ドラムの場合、細いスティックだと重量感がなくなるのがネックなんですが、電子ドラムの場合、パッドにしっかりと当たっていればちゃんとした音が出るので、そういったデメリットは無視できます。
細いスティックだと、VIC FIRTHの7Aは定評がありおすすめです。
VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC (Hickory) ドラムスティック VIC-7A
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生ドラムにも力を入れたい人は・・・
メイプルのスティックが最もおすすめだと先ほどは書きましたが、もしも電子ドラムだけではなく生ドラムの演奏にも力を入れてやっていきたいという場合でしたら、ヒッコリーのスティックを使うのももちろんアリです。
定番中の定番であるVIC FIRTH 5Aはコスパが良くておすすめですね。間違いないです。
VIC FIRTH AMERICAN CLASSIC (Hickory) ドラムスティック VIC-5A
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ちなみに、ぼくは生ドラムを演奏する時もWincentのメイプルを使っています。
ここは好みの問題もあるので、ドラムをこれから始める初心者の方については、メイプルとヒッコリー、2種類どちらも買って試してみるのもいいでしょう。
まとめ
というわけで電子ドラムの演奏におすすめのスティックについてまとめてみました。
記事中でも書きましたが、電子ドラムは生ドラムとは違い、極論パッドにスティックが当たればそれなりの音が出るので、振りやすさを最重要視してスティックを選ぶのがコツかなと思います。
この記事ではおすすめなものを4種類厳選して紹介しましたが、その他にもたくさんスティックは出ているので、慣れてきたら色々なものを買って試してみるのもいいでしょう。