どうも!電子ドラマーのかずーいです!
今回は、
「電子ドラムってそもそも何?」
という初心者向けに、電子ドラム超基礎情報を紹介していこうと思います。
簡単な仕組みから気になる値段まで、難しいことは抜きにして、サクッっと読んでわかるように書きました。
これから電子ドラムを購入するのを検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
もくじ
電子ドラムの簡単な仕組み
まず、電子ドラムの簡単な仕組みをざっくりと説明していこうと思います。
電子ドラムに対して普通のドラムを生ドラムと言ったりしますが、電子ドラムは生ドラムとはまず見た目が違います。
生ドラム
電子ドラム
生ドラムの方がごっつくて、電子ドラムの方はパーツが薄くてペラい感じがすると思います。これは音を出す仕組みと関係しています。
生ドラムは普通の太鼓と同じで、叩いた衝撃で太鼓を響かせて音を出すんですが、電子ドラムはそうではありません。
まず、電子ドラムを叩くと、パッドがその衝撃を検知します。
ちょっと写真では見にくいかもしれませんが、各パッドにはコードがついていて、検知された衝撃は信号となってコードを伝わり、音源モジュールまで伝達されます。
音源モジュールとは、電子ドラムの本体、頭脳みたいな部分だと思ってください。
電子ドラムの音はここから発信されます。実際の音はモジュールに繋げたイヤホンやヘッドホンで聞きます。
電子ドラムでは、この音源モジュールで音が決まります。
ほとんどすべての音源モジュールは、数百種類以上の音色を搭載しており、普通のドラムの音だけではなく、ピコピコした電子楽器っぽい音や、伝統楽器っぽい渋い音なども出せるようになっています。
ボタン操作ひとつで音色を変えられる・・・これが電子ドラムの大きな魅力のひとつだと言えますね。
生ドラムでは絶対に出せないような音で演奏できるのは非常に楽しいです。
ちなみに、音はヘッドホンで聞くと言いましたが、アンプを繋げてそこから音を出すこともできます。
(※アンプ・・・楽器用のスピーカー)
RolandのPM-10など、電子ドラムに特化したアンプも出ていますし、
端子さえ合えば安いギターアンプでも音が出ます。
(音源モジュールと安いギターアンプを繋げてみた)
ただ、電子ドラムで野外ライブをやりたい人や、ド田舎の一軒家で叩く人でもない限り、アンプから音を出すのは現実的ではないでしょう。基本的に電子ドラムはヘッドホンを通して音を聞くものだと思ってください。
有名なメーカーは?
RolandとYAMAHAが電子ドラムの2大電子ドラムメーカーです。
データが見つからなかったので正確なことはわかりませんが、ぼくの感覚的にはRolandの電子ドラムを買う人が最も多いですね。
ちなみにぼくが使っているのはYAMAHAの電子ドラムですが、RolandもYAMAHAもどちらも他のメーカーとは一線を画した最強電子ドラムメーカーだと思います。
これから電子ドラムを買う人は、ざっくりとした基礎知識として、
「RolandとYAMAHAの電子ドラムは間違いないらしい」
というのは頭に置いておきましょう。
これら2大メーカー以外だと、Alesisというメーカーの電子ドラムは最近グイグイ来ています。
特に『Crimson Mesh Kit』というモデルは衝撃的でした。
Alesis 電子ドラム メッシュヘッド採用 Crimson Mesh Kit
売り上げランキング: 4,204
このモデルは、すべてのパッドがゴムではなくメッシュという上位モデルの素材を使っているにも関わらず10万円を切るという最強コスパです(詳しい値段は購入前にご自身で必ずご確認を)。
そして、実際に叩いてみてわかったんですが、音もグッドです。
(※ゴムパッドとメッシュパッドの詳しい違いについては参考記事:ゴムパッドとメッシュパッドの違いを参照してください)
基本的にはRolandかYAMAHAがおすすめですが、上に挙げたCrimson Mesh Kitのような評判が良いものなら検討の価値はあるでしょう。
いくらくらいするの?
多くの人がいちばん気になるのが
「電子ドラムっていくらくらいするものなの?」
ということですよね。
結論から言うとピンキリで、電子ドラムには安いものからびっくりするくらい高いものまで色々なモデルが出ています。
安いものだと2万円台から
まず、いちばん安いモデルだと、2万円台で買えるものがあります。
Alesis LEDライトアップ 電子ドラムキット ドラムスティック付き DM Lite Kit
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「とりあえずいちばん安いのにしよう」
と思って買う人が多いのだと思いますが、かなり人気です。
しかし、ぼくは2万円台の電子ドラムはおすすめしていません。理由は安いものはクオリティも値段相応だからです。
音が悪いですし、叩いた時の感触も正直言って良くないです。
安い電子ドラムを探している人は、5~7万円出して、RolandかYAMAHAの低価格モデルを購入するのがおすすめです。
特にRolandから出ているTD-1KVというモデルは超おすすめ。
Roland ローランド 電子ドラム V-Drums Kit スネアメッシュヘッド採用 TD-1KV
売り上げランキング: 1,285
低価格帯でおすすめの電子ドラムについては下記の記事で詳しくまとめたので、興味のある方はぜひ合わせてお読みください。
⇒安い電子ドラムおすすめまとめ。低価格帯で考えるならこれで決まり!
10万円以上のものは本格的
10~15万円くらいのモデルになると、かなり本格的になってきます。
どう本格的なのかというと、セットが生ドラムの形式により近くなり、音源のクオリティもより高くなります。
この価格帯だと、YAMAHAのDTX532KFSなんかはかなりおすすめですね。
YAMAHA 電子ドラム DTX532KFS 3シンバル ドラムマットDM1314 スターターパック
売り上げランキング: 91,460
20万円、30万円、最も高いものだと50万円以上と、これよりも値段の高いモデルもあります。
何が違うのかというと、ざっくり言って
- 音源モジュール
- パッド
の2つが違います。
先ほど音源モジュールは電子ドラムの頭脳だと書きましたが、これが違うと音のクオリティも全く違ってきます。
パッドについても、高いものだとわずかなタッチも検知してくれますし、消音性も高いんです。
ただ、30万円を越えるモデルを購入する人は経験から言って少ないですね。
理由は、単純に予算の問題と、あとは30万円を超えてくると中~上級者でない限り違いがわからないからです笑。
だいたいの人は5~7万円程度の低価格モデルか、10万円台のものを購入しますね。
なので、「電子ドラムっていくらくらいするの?」という最初の質問に答えるなら、
「安いものだと5万円くらい。10万円ちょっと出すと本格的なものが買える。」
となるでしょう。
こんな人におすすめ!
生のドラムは何かが爆発したのかというくらい大きな音が出るので、自宅での練習はまず不可能です。普通、ドラムを練習したいと思ったら、わざわざスタジオまで行かなくてはいけません。予約を取る手間がかかりますし、スタジオの利用料金もかかります。
そこで電子ドラムです。
電子ドラムなら、自宅で好きなだけドラムの練習ができます(もちろん夜間などは近所への騒音を考えて控えるべきですが)。
「自宅でドラムが練習できる環境を作りたい」
という人に電子ドラムはおすすめなんです。
ちなみに、電子ドラムのその他メリット&デメリットについては下記の記事にくわしくまとめました。
⇒電子ドラムで練習するメリットとデメリットまとめ!生ドラムと比べてどうなの?
また、自宅にドラムが練習できる環境を作って練習量を確保したいという人以外にも、
「ちょっとドラムでも始めてみようかなぁ・・・」
という軽いノリの人にも電子ドラムはおすすめです。
RolandのTD-1Kなどは省スペースで場所を取らないので、部屋の隅に置いておいて思い出したらちょっとやる・・・というのも可能です。
Roland ローランド 電子ドラム V-Drums Kit TD-1K
売り上げランキング: 12,639
ちなみにこのモデルは低価格&ハイクオリティでめっちゃコスパいいです。
さあ、電子ドラムを始めてみよう!
というわけで「電子ドラムとは?」というテーマで基本情報をまとめてみました。
電子ドラムは、普通、防音のスタジオでしか練習できないドラムが、自宅で気軽に練習できるという意味で大発明だと思いますね。
すでにドラムをやっていて、さらなるスキルアップを図りたい人はもちろん、これからドラムを始めてみたいという人も、購入を検討されてはいかがでしょうか。
当サイト『はじめての電子ドラム』では、主にこれから電子ドラムを購入しようと思っている方向けの情報を紹介しています。
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